ひどい肩こり：最後の切り札特効薬です

「あの～今日　時間空いてますか。肩がどうにもならなくて・・・。」予約を入れるときはいつもこんな調子です。それも、1年に2・3回突然に、です。
私がこの長生治療院を知ったのは仕事先の社長さんからの紹介でした。今から10数年前になります。
そのときは、鹿児島弁で言う　「へつ、が出た」、身動きするも痛みが酷く、呼吸すら苦しい状態でした。
肩こりがひどい私は、それまで整形外科、整骨院は幾度となく通ったことはありましたが、整体という領域は全くの未知の世界でした。
プロレスの技みたいな方法で、骨をボキボキ鳴らしながら治療する光景しかイメージになく最初から避けていました。
いつものように整骨院に行こうか整形外科に行こうか迷っていましたが、どちらも首を引っ張ったり、電気をもかけたり、温めたり、そのときは気持ちがいいけど速効性がない治療が主です。
仕事を休めない忙しい時期だったこともあり、延々と通わないといけない治療を続ける余裕はありませんでした。
で、見かねた社長さん（正確には社長の奥さん）から、「ものは試しだから行ってごらん、私達もどうにもならないときにはいつも利用しているのよ」との言葉を信じ、初めて整体の門を叩きました。
教えられた地図の通りに行くと、確かに看板はあります。でもどう見ても普通の民家です。一瞬不安がよぎりました。得体のわからない老年の男性（自称先生）が無愛想に出てくる姿をなぜか想像してしまいました。
知り合いの鍼灸の先生（正真正銘の鍼灸学校の先生です）から「この子、卒業させてもいいのかなと思うような生徒がたまにいるのも事実」、そう話しを聞かされたことがあり、鍼灸や整体の看板を掲げていても、その力量にはかなりの差があることを知っていたからです。紹介者が私の尊敬している社長夫婦でしたので門を叩く気になりましたが、そうでなければ引き返したかもしれません。

玄関を開け、恐る恐る声をかけてみると、「は～い、どうぞ」と意外に明るい男性の声。部屋に通され、症状を聞かれ、着衣のまま肩から背中（骨）の様子を診ることから始まりました。
詳しいことは知識がないので書けませんが、それでもマッサージと指圧を中心にしながらも、常に体の骨のバランスを診ながら力加減や場所をきめているのがわかります。
そのうち、うとうとと意識が遠のくような感じにさえなります。とにかく悲鳴をあげるような恐ろしい場面（笑）に遭遇することは1度もありませんでした。
40分から1時間、治療を終えると痛みやこりがスーッとなくなっているのがわかります。
体が軽いんです。これはそのときだけでなく持続します。特に酷い症状の時の方が実感します。
痛みからの開放感と言った方がいいかもしれません。

あれから、もう14・5年のつきあいになります。
運動しないといけない、なんてことは誰でも知っています私も細切れの時間をつなげてランニングとかはしています。
それでも仕事が立て込んだりすればその時間さえなくなります。ゆっくり治療をする余裕もありません。
眼精疲労や肩こりに効くと宣伝しているあのビタミン剤、磁気ネックレスにゲルマニウムにチタン、肩こり体操の本や民間療法、いろいろ試してみて、あるいは続けながらも、それでもこの痛みやだるさ、つらさがどうにもならなくなったとき、私には長生治療院があります。この安心感は絶大です。
このような患者は先生にとっては不本意かもしれませんが、私にとって長生治療院は、最後の切り札、特効薬なんです。

50代　鹿児島市　男性　I.H様　事務職

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